母の思い出愛着のある家と街を
いつまでも大切に。
- お客様 Sさま
- 千葉県野田市 古屋戸建住宅
一人暮らしをされていた高齢のお母さまが
介護施設に入居することにともない、
住まいと土地の売却を検討されたSさま。
自らの手を離れた後も、
そこに母が暮らしたという記憶は大切にしていきたい――。
その思いがきっかけで、
東武不動産とのご縁が始まりました。
Sさまに、売却までの経緯と
現在の心境を伺いました。
戸建住宅の売却を検討され、東武不動産にお任せいただいた経緯をお教えください。
私は東京都江東区出身で、1986年(37年ほど前)に結婚を機に現在の住まいである千葉県野田市に家を構えました。両親はずっと江東区に住んでいたのですが、父が仕事を定年退職した2008年(15~16年前)に、私の住まいから徒歩約5分の場所に引っ越しました。その後、父は2019年(4年前)に他界。しばらくは一人暮らしをしていた母も介護施設に入居することになり、住まいは空き家になっていました。
売却を考えたのは、空き家のままいつまでもおいておくと物騒だからです。家が傷んできたり草が伸び放題になると、景観上もよくありません。景観という点では、売った後のことも気になっていました。不動産会社によっては、購入した土地を細かく区画割して販売することもあるようです。でもそれでは、街全体の雰囲気が変わってしまいます。私自身が40年近く住んでいる街ですし、両親も暮らしてきた街です。思い入れのある景色が様変わりしてしまうようなことは避けたかった。この気持ちを受け止めてくれる、信頼できる不動産会社に任せたいと考えていました。
出会いやお取引の過程における、東武不動産の印象はいかがでしたか?
担当してくれた大倉さんは若い女性。経験はまだまだ浅いのでしょうが、一生懸命さを感じました。「悪い人じゃなさそうだ」というのが最初の印象です。
東武不動産に任せることは、最初の連絡を入れた段階で決めていました。というのは、私の住まいも母の住まいも東武沿線であり、かつて東武不動産が宅地開発をした場所だったからです。沿線住民、まして自社で手掛けた街に住む人の気持ちに寄り添ってくれるだろうという思いがありました。実際、大倉さんには「他社には声をかけない。任せるから、後悔はさせないでほしい」と伝えました。
不動産の相場感というのは、なかなか私たち素人にはわからないものです。そこで大倉さんは、近隣エリアで取引されている物件の価格や成約状況といった情報を集めてくれ、一覧表にして説明してくれました。この資料のおかげで、提示いただいた価格に納得して契約することができました。また、建物の解体や敷地の整地など、売却後に行なう工事にかかる費用はすべて東武不動産が負担してくれることも、契約の決め手になりました。売却額こそ高かったものの、解体費用など売り主負担が大きいケースもあるようです。そういった説明を丁寧にしていただけたことはありがたかったです。
もう1つ印象的だったのは、母が入居する施設に大倉さんが上司をともなって足を運んでくれたことです。母にとっては、直接顔を合わせて言葉を交わすことで、「この人に住まいを託すんだ」という安心感があったと思います。大倉さんは母だけでなく施設へも手土産を持参してくれました。その様子に私は、行き届いた気遣いを感じました。実は私自身も営業職の経験があります。営業職に駆け引きはつきものですし、手土産も上司からのアドバイスだったかもしれません。それらの背景を考えてもなお、施設を訪問してくれた大倉さんからは安心感を得ることができました。
現在の暮らしとお気持ちをお聞かせください。
売却で得たお金はすべて母の暮らしのために使っています。おかげで、母も私も安心して過ごすことができています。
若い頃は何も感じていなかったのですが、親や実家というのは、私自身の「後ろだて」だったように思います。父が亡くなり、母の住まいを売却し、というように、ここ数年で少しずつ後ろだてがなくなっていきました。寂しさや「それが自然な流れ」という思いに、ゆっくりと時間をかけながら気持ちの整理をつけているのが、現在の私の心境です。
そんななか、嬉しい驚きがありました。大倉さんから「フォトブック」の提案があったのです。フォトブックとは、解体前に住まいの姿をプロのカメラマンが撮影して冊子にまとめてくれるものです。大倉さんに聞いたところでは、施設を訪問した際に母の住まいや街に対する思いに接し、「家という形はなくなるけど、思い出を残すお手伝いがしたい」と考えて上司に提案してくれたそうです。撮影は2週間ほど前に行われました。完成がとても楽しみです。出来上がったら母と大倉さんと一緒に、いろんな思い出話をしたいです。
【相続不動産】迅速で納得の提案が決断を後押してくれた。
- 埼玉県越谷市
- Mさまの戸建住宅
都内に暮らすMさまは、両親から越谷市の戸建住宅を相続しました。かつて自身も暮らした家であり、両親と過ごしてきた思い出の住まいを大切にしたいという気持ちから、Mさまはこまめに越谷市に通い、手入れを続けました。
【Uターン】実家暮らしの母と同居 丁寧な対応に満足した。
- 東京都葛飾区
- Wさまの築浅戸建住宅
葛飾区の戸建住宅に暮らすWさまは、栃木県の実家で一人暮らしをするお母さまと同居するために、転居と住まいの売却を決めました。「何事も長引かせず、さっと決めて次の行動に進みたい」というWさまにとって、今回の売却は非常に満足いくものだったと言います。
※本記事で掲載されている画像はイメージであり、実際の建物や場所とは異なる場合があります。