戸建住宅の売却を検討され、東武不動産にお任せいただいた経緯をお教えください。

母が栃木の実家で一人暮らしをしています。私は仕事で海外駐在を経験するなど、長らく母とは別々に暮らしてきました。母が高齢になったことに加え、以前から私自身も「いずれは地元に戻ろう」と考えていたこともあり、実家で母と一緒に暮らすことにしました。それに伴い、都内の住まいを売却することにしました。
売却にあたってはまず、複数の不動産会社に一括で問い合わせができるインターネット上のサービスを利用しました。そこから、各社が返事を送ってくれ、実際にお会いして詳細な説明を聞いたうえで1社に絞り込むことにしました。
東武不動産に任せることにしたのは、対応の素早さが決め手でした。説明に来てくれた他社は、私からの質問などに対して「社に持ち帰って検討します」と答えることが少なからずありました。それに対して東武不動産の担当者である宮澤さんは、その場ですぐに回答してくれることが多かったです。もともと私は、「売ると決めたからには、できるだけ早くすべての手続きを終えたい」と考えていました。その点、スピーディーに物事が進んでいく宮澤さんの対応は非常に頼りになりました。
また、安易に「絶対に売れます」と口にしないところも信頼できました。私自身の仕事での経験上、なかなか「絶対」はありません。物事をきちんと考え、しっかりとした準備をする人ほど、「絶対に」とは口にしないものです。そして、そういった人こそ信頼できるものです。宮澤さんの説明から仕事への姿勢や考え方を感じ取ることができ、お任せしようと決めました。

お取引の過程における、東武不動産の印象はいかがでしたか？

私道承諾を得るための交渉ではとてもお世話になりました。売却予定だった戸建住宅は私道に接しており、その私道には2人の地権者がおられました。住宅を売却後、購入者が建物の改築や建て替えなど何らかの工事を行い、そのために私道に車両を入れる際には、地権者の承諾を得ておく必要があるのです。これは売却者である私が行っておくべき手続きでした。
とはいえ、そんな手続きの必要があることも初耳でしたし、そもそも、私道に面していることも知りませんでした。そこで東武不動産に相談したところ、地権者への説明や交渉を私と一緒に行ってくれたのです。おかげで、2人の地権者から承諾を得ることができました。これは私1人の力ではなかなか難しいプロセスだったと思います。
この過程も含めて宮澤さんとのやり取りで感じたのは、東武不動産は顧客にしっかりと寄り添ってくれるということです。不動産の取引では、プロである不動産会社と、素人である私たち売り主や買い主とでは、圧倒的な知識の差があります。その結果、ともすれば不動産会社の方は「これは業界では当たり前です」といった具合に、高圧的になりがちな印象が私にはあります。それに対して宮澤さんは、私の質問にていねいに答えてくれました。疑問や不安を感じそうな事柄に対しても、その気持ちを汲み取って説明してくれました。そのため、1つ1つのプロセスに対して納得と安心のうえで進めていくことができました。
東武不動産に対する最初の印象であった対応の早さというのは、その後の取引でも変わりませんでした。こちらからの質問に対してはすぐに返事をしてくれましたし、何らかの進捗があったときなどはすぐに報告してくれました。おかげで私も、スピーディーに判断して手続きを進めていくことができました。

現在の心境をお教えください。

取引には非常に満足しています。特にありがたかったのが、スピード感です。こまめに報告や連絡をいただけたことや迅速に対応いただけたおかげで、通常なら数カ月はかかると言われているところが、相談から約1カ月後にはすべての手続を終えることができました。仲介ではなく東武不動産が直接購入をしてくれたことも、買い主が見つかるのを待ったり、その後の契約手続きや入金を待ったりという長いプロセスを省くことができた要因です。「売ると決めたからにはできるだけ早く」という、当初の希望を実現することができました。
現在は栃木の実家で暮らしながら、都内の職場に通勤しています。高齢になった母のそばで暮らすことは、やはり大きな安心材料になっています。通勤はまったく苦にはなりません。むしろ、都心とは違う空気のきれいさや静かさ、涼しさなどのおかげで快適さが増しました。いまの時代、テレワークもできますから、職場と住まいが離れていることはそれほど大きな問題でもありません。東武不動産のおかげで、満足度の高い新しい暮らしを手に入れることができました。